今まであまり聞かなかった母方のおばあちゃんの話を聞いたら、家出が遺伝していたことが判明。心理学系では家出する子供の親が悪いと書いてあるが、遺伝が原因だとしたら、誰が悪いとかの問題ではなく、一個人としての生き方だととらえることができる。
おばあちゃん 家出
時代:明治生まれ
育った環境:使用人がいっぱいいるぐらいの上流階級家庭、9人きょうだいの長女。
絹織物工場を代々やっていた良家。お見合い結婚で、親が決めた婿をもらうが、父親と折り合いが悪く家出。おばあちゃんは子供たちを実家に遊びに行かせたが、自分だけ意地でも実家へは行かなかった。
母親 家出せず
時代:戦後 昭和20年代
育った環境:貧乏な家の4人きょうだい末っ子。家が貧乏だったからか、家出したきょうだいはいない。高度成長期の一部上場企業サラリーマンと結婚。
あたし 家出
時代:昭和40年代
育った環境:昭和の中流階級。親との折り合いが悪く、高校卒業を待って家出。
むすめ:家出
時代:平成
育った環境:母子家庭だったが中の上家庭。高校1年の冬、兄貴の大学受験でガタガタしているときに家出。
4世代で3人75%が家出している。そして家出した3人の共通点は、豊かな生活だったことだ。貧乏だったアタシの母親は家計を助けるために家出するという選択肢がなかったと考えられる。
そして、4人に共通するのは意地っ張りなところである。
ダーウィニズムでは自然選択で説明ができる。
必要なものは残り、不必要なものは無くなる。
意地を張り過ぎた人生は簡単ではない。でもこれが残っているのには意味があるのだと思う。メスはお嫁に行くわけだから、気丈でいいのだ。知らない家族と言う集団の中に入って生きるのに、ナヨナヨではいけない。そこで凛として生きるためのツールなのだ。
こうなると、孫が家出をするのかが気になってしまう。晩婚化が進んでいるので、それまで生きられるかわからないけれど、統計を取り続ける、科学者のワタシなのであった。
ダーウィンだってね、子供は観察対象だったからね。