でも、昨日の先生の様子じゃ行かなかったら一生シカトされかねない。
処方箋ももらえてないし、リボトリールがないと困る。
どーせ入院ならスウェットでいいや!とパジャマみたいな格好で昨日の医者へ。
受付で、またしてもインフルエリアに行けと言われた。
どうやら、事務にはアタシの状態が伝わってないらしい。
アタシ「あそこ、インフルエリアですよね?」
事務「え?あれ?」
事務はそう言ってガサゴソデスクの上をやった後にアタシのカルテ的なのが特別なところに入っているのを見つけたみたいで、そこに貼り付けてあるポストイットのメモを見た。
事務「あっ、こっち側で待っててもらって大丈夫です」
アタシ「ですよね~。インフルなんかなったら死んじゃう(笑)」
待ち時間は最短だった。待っている人をすっ飛ばして呼ばれた。特別扱いは悪い気はしない。
アタシ「先生おはようございます。約束どおりちゃんと来ましたよ」
先生「石心会でいいね?電話して紹介状書くから」
アタシ「はい」
先生「何で行く?」
アタシ「タクシーだといくらかかるだろ」
先生「救急車呼ぶって手もある」
アタシ「そんな!救急車は本当に必要な人のためにある訳だから」
先生「必要な人だからいいと思うけど」
アタシ「いやいやいやいやいや。タクシーで行きます」
またベッドで待つように言われた。重病人扱いである。
診察室で先生が看護士になんか怒ったような口調で言っていた。
「インフルエンザの患者さんもいるんだから!」
多分インフル患者とは隔離しろって事だろう。
先生が電話して何やら説明していた。
紹介状ができるまで20分ぐらい待ったかな。
そのまま会計へ行って封筒をもらい、会計を済ませた。
さよなら先生~~~~~
タクシーに乗る前にコンビニに寄ってiqosの素を3個購入。
入院したiqos吸えないんだろうなぁ。でも数日でしょ。
駅前のタクシープールは午前中って事もあってタップリ待っている車がいた。
タクシーの中で石心会に行く事、入院らしいって事を話した。
ドライバー「話聞いてると入院が必要な病気っぽくないですね」
アタシ「そーなのよ!でもなんか血液がヤバイらしいの」
石心会までは10分もかからなかった。
ホント、凄い立派な建物だった。
前に行った筑波大学の東京キャンパスみたいな感じだった。
車を誘導する警備員に喫煙所はあるか聞いた。
もしかしたら最後のiqosになるかもしれん。
警備員「病院の敷地内は全面禁煙です。敷地を出たら、それはお任せします」
あっそ。んじゃ吸わせてもらう!アタシは歩道まで出てiqosを吸ったが、寒くて最後まで吸えずに断念。他にも敷地外喫煙の人達が数人いた。路上喫煙はまだ条例ない!はず。
中に入るとレセプション的なのまであった。一部上場企業か!
紹介状の事を言ったら、あちらへどうぞ、とERの場所を教えてくれた。
個人情報の関係か、この後は名前ではなく、番号で呼ばれる。
どうせ待つんだから、とヨロヨロ腰を少し曲げて歩きながら自販機まで行ってCCレモンを買った。なんとなく記念撮影。
思ったより早くに呼ばれた。
診察室に入ったら、元気なナースと思われる女性が色々聞いてきた。
アタシの荷物置きにあるCCレモンを見て、「それ、飲まないで」
って言いやがった! 飲むために買ったんだぞ。のどかわいてるのに。
血圧測って、血液取って、尋問されて終わり。元の待合室に戻された。
お~い!インフルいたら困るよぉぉぉぉ
15分ぐらい待ったらまた呼ばれた。
入ってみると、今度は男性。黒のポロシャツ的なものを着て、医者が着る白衣じゃない。ナースなのか、医者なのかわかんない。
同じような質問をされて答えた。
しかし、今回は腹膜炎チェーック! 圧痛テストである。
多分医者だろうね、ビンゴで痛い所を押された。
「おぉっふ!痛ーい!」
CTを撮るように言われてなんかクリアファイルを渡された。
CT待ちの間にファイルの中身を見ると、町医者が書いた紹介状が入っていた。
そう、見逃してはいけない。
白血球 2万
CRP 23以上
それから・・・「不安神経症・不眠・少しうつ病」
少しってなによ!てかうつ病じゃないし。アスペでアップダウンが激しいだけなのに!!
そういや、このお医者さんにはアスペ診断と、ADHDの薬飲んでるの言って無かったかも知れない。
CTは初めてだった。昔頭痛がひどくてMRIを勧められたけど、しっかりと断った。
病気が発見されたら仕事ができなくなるって理由だった。
CTの機械にSiemensのロゴ。真新しい。
「お!シーメンスだ。かっちょいい」
アタシの独り言は完全にスルーされた。別に反応を求めているわけじゃないけども。
仰向けにねて腕を上げないといけないんだけど、お腹が痛くて腕を伸ばすのも嫌だった。
シーメンスはアタシの体内をしっかり撮影していた(と思う)。
CTが終わるとまた待合室。
ロキソニンで熱を下げているとはいえ、一ヶ月近く熱が出たりしてたもんだから、ろくに食べていないし、待つのもキツイ。
次に呼ばれたら、点滴ベッドまっしぐらだった。予想外にフワフワしたベッドだった。
仰向けに寝ると、天井の真新しい蛍光灯みたいな白いLEDがまぶしい。こりゃたまらんとサングラスをかけた。
さっきの元気なナースが入ってきて
「どんだけリゾートですか!」
と言って笑っていた。
アタシ「なんかね、昨日の病院では測れないぐらいの炎症反応だって言うんだけど、ここのはいくつまで測れるの?」
ナース「56だったかな。でももうそれは・・」
アタシ「死ぬ間際みたいな?」
ナース「そうですね~」
なんて話しながらさっさと点滴のセッティングを進めるあたり、さすがプロである。
抗生剤ぶち込んでるんだろうな。
15分ぐらいリゾートしてただろうか。今度は黒のポロシャツの医師だと思われる男性がやってきた。
黒ポロ「CT見たんだけど、今日抗生剤打ったら帰れますよ」
アタシ「まじで?超嬉しいんだけど」
黒ポロ「うん。点滴終わったら帰れるから」
これはまさかの展開。シーメンスにすべて見透かされて入院かとおもいきや、帰れる、だとぅ? 初めての入院未遂。まぁいっか。帰れる程度ならまた処方箋もらいにいかないと、眠剤がなくなる。
心躍った。
点滴部屋にいて、なにやらあたしの事を黒ポロ集団が話しているようだった。
「45歳かぁ・・・」
そうだった。この下痢腹痛と戦ってる間に誕生日を迎えていたんだった。
そうそう、卵巣が痛かったけど、更年期だろうな~って思ってたんだ。
5分後、別の黒ポロシャツ+黒ぶちメガネがやって来た。
黒ポロ2「あのね、CTの画像をうちの婦人科の先生に診てみてもらったら、別の病院に行くようだって」
アタシ「え?帰れるって聞いたけど?」
黒ポロ2「うん、帰れないね」
アタシ「まじか~~~~入院?」
黒ポロ2「入院て言うか手術になるかも知れない」
アタシ「がーーーーーん。んで、どこに行けばいいの?」
黒ポロ2「うち婦人科はあるんだけど、外来しかなくて、入院ができないから、西埼玉」
アタシ「狭山ヶ丘の方の?電車は無理だぞ!タクシーでいくらかかるんだろ」
黒ポロ2「う~ん。タイミングが合えばうちにある救急車でもいいんだけど、空いてるかな」
アタシ「いやいや、救急車は救急の人に取っておいたほうがいいでしょ。タクシーかなんかで行くよ」
黒ポロ2「そういう事だからちょっと待っててね」
そう言って黒ぶちメガネ君はいなくなった。
帰れる、からの手術かもってどーなのよ? 上げておいて落とすってこんな感じ。
でも仕方ない。息子と約束したんだ。
生きる方の選択をする。
長くなったので、1月29日分は続く・・・・
